栃木県那須町伊王野の河川敷で男女2人の焼損遺体が見つかった死体遺棄事件で、事件発覚前日の15日午後9時過ぎに被害男性の姿が東京都内の防犯カメラに写っていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。遺体が見つかった16日早朝にかけて事件に巻き込まれたとみられる。また同日午前4時過ぎには、遺棄現場から約1・5キロ手前の道路沿いの防犯カメラに、現場方向へ向かう黒っぽい不審な車が映っていたことも判明。30分ほどで戻る様子も確認されており、県警は死体遺棄に関与した可能性があるとみて捜査している。