那須町伊王野の河川敷で4月中旬に東京都内で飲食店などを経営していた夫婦の焼損遺体が見つかった事件は7日、発覚から3週間を迎え、大きく動いた。栃木県警と警視庁の合同捜査本部は死体損壊の疑いで、夫婦と接点があり、主導役とみられる男ら2人を逮捕。自宅などを家宅捜索した。移送された両容疑者はうつむくなどし、表情はうかがい知れない。事件では被害者と面識のない指示役や実行役ら4人が逮捕され、計画的だった可能性が浮かぶ。発端となった動機は何か。仕事面でのトラブルを含め、捜査本部は解明を急ぐ。