栃木県那須町伊王野の河川敷で4月中旬に夫婦の焼損遺体が見つかった事件で、指示役とされる住所、職業不詳の男(28)=死体損壊容疑で逮捕=が、夫婦の長女の内縁の夫で事件の主導的立場とみられる東京都世田谷区、会社役員の男(32)=同=の名を挙げ、「遺体の処理を頼まれ、千数百万円の報酬を受け取った」などと供述していることが8日、捜査関係者への取材で分かった。県警と警視庁の合同捜査本部は職業不詳の男から仲介、実行役とされる容疑者へ遺体の処理が指示され、報酬を分け合ったとみて調べている。