ヴィッセル神戸の三木谷浩史会長が、自身のXでブーイングへの見解を示した。

 3月18日に「神戸のサポーターへ提案があります」と呼びかけ、次の投稿で以下のように綴った。

「みんなどう思ってるか。知らないけど、Vissel Kobeではブーインやめない。相手も必死、うちも必死。その中で相手に対するリスペクトも、大切だと思う。そんな甘い夢を僕は見ています」

 さらに続けて「つねにあいてにたいするリスペクトを忘れず、味方を鼓舞する。神戸はそういう事ができる可能性があるクラブだと思っています。国際的に様々なものを受け入れ、日本を代表するクラブになり、日本の新しい象徴となりましょう。ブーイングはカッコ悪い」と主張した。
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 ブーイングという文化には否定的だ。ファンの声に反応する形で、「相手チームにブーイング送るより、その分自軍にポジディブなエネルギーを与えたほうが良いと思うよ」「神戸は特別なチーム。誇り高きチーム、サポーターであってほしい」などと記す。

 あくまでも提案であり、「サポーターがやりたいならやれば良い」と強制するつもりはない。「でも、僕も言いたいことは言わせてもらう。それで良いのでは?」と発信した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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