元日本代表監督と元韓国代表指揮官の対決は、後者の完勝に終わった。

 3月26日に開催された北中米ワールドカップ・アジア2次予選の第4節で、ベトナム代表はホームでインドネシアに0−3で完敗。試合後、かつて日本代表を率いたフィリップ・トルシエ監督が解任の憂き目に遭っている。

 韓国メディア『FOOTBALLIST』は「シン・テヨン・マジックだ。インドネシアがベトナムに3−0で勝ち、最終予選まであと1勝」と報道。元韓国代表指揮官で、現在はインドネシアを率いるシン・テヨン監督を称賛している。

「インドネシアは21日のホームゲームでもベトナムに1−0で勝利した。ホームとアウェーで無失点の2連勝を収めた。東南アジアでしばらくインドネシアより優位に立っていたベトナムを越えたという意味でも、格別な勝利だった」
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 同メディアは「この試合は日韓両国を指導した監督たちの『代理日韓戦』でもあった。インドネシアはシン監督が率いる。ベトナムは(韓国人の)パク・ハンソ監督と共にしばらく順調な航海をしていたが、22年前に日本代表監督だったトルシエ監督が引き受けた後、不振が深刻だった」と続けている。

 シン・テヨンとトルシエは、明暗がくっきり分かれる形となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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