現地時間4月16日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝・第2レグで、ドルトムントとアトレティコ・マドリーが前者のホームで対戦した。

 ファンの大声援を受けるドルトムントは、いきなり決定機を迎える。3分、左サイドを突破したアデイェミの折り返しにザビツァーがダイレクトで合わせるも、アスピリクエタのブロックに遭う。

 一方、第1レグを2−1で制したアトレティコもその直後、グリーズマンが頭で繋いだボールに抜け出したモラタが、GKコーベルと1対1のチャンスを迎えたが、決め切れなかった。

 その後は膠着状態が続くなか、ドルトムントは34分にボックス内でフンメルスの浮き球パスを受けたブラントが強引に左足のシュートをねじ込んで、アグリゲートスコアで2−2の同点とする。

 さらに5分後、ザビツァーとのコンビネーションで左サイドを突破したマートセンが鋭い一撃を突き刺して、あっという間に逆転に成功。このまま前半を2−0で終える。
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 後半に入り、アトレティコは49分、エルモソのヘディングシュートがフンメルスに当たって、そのままゴールに吸い込まれて2戦合計で3−3とする。

 57分には、コケの絶妙なパスをもらったコレアが、見事なファーストタッチでボックス内に侵入して右足で狙うも、ゴール右に外れた。それでも64分にゴール前の混戦から最後はコレアが押し込んでリードを奪う。

 71分、ドルトムントはザビツァーのクロスに反応したフュルクルクがヘディングシュートを叩き込んでまたしても同点とすると、その直後には、ザビツァーが左足のシュートを突き刺して再び2戦合計で勝ち越した。

 このまま第2レグは4−2で終了し、アグリゲートスコア5−4としたドルトムントが11シーズンぶりの4強入りを決めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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