昨夏にシュツットガルからリバプールに移籍した遠藤航は加入当初、イングランドではほぼ無名の30歳(当時)ということもあり、懐疑的な見方も少なくなかった。

 だが、プレミアリーグの水に慣れると攻守に躍動。昨年12月から替えの利かないアンカーとして絶大な存在感を発揮している。

 ここにきてチームが失速し、遠藤自身も疲労の色が見ているとはいえ、大ヒットの補強だった事実は変わらない。

 リバプールのレジェンドOBであるスティーブ・ニコル氏も高く評価をするひとりだ。英メディア『THE BOOT ROOM』によれば、『ESPN』で次のように語っている。
【動画】小野伸二が感嘆した遠藤航の圧巻ボール奪取
「フィールドの中央で、マカリステルとソボスライと契約した。そしてエンドウは信じられないほど素晴らしかった。必要なのは、一日中走り回って、タックルをして、ボールを奪い、マカリステル、ソボスライ、サラー、あるいは他の誰かに渡してくれる選手なんだ」

 元スコットランド代表DFは、遠藤がいるから、チームが機能していると強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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