現地5月1日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第1レグで、パリ・サンジェルマンがドルトムントと敵地で対戦。0−1で敗れた。

 リーグ・アン3連覇を成し遂げたばかりのパリSGは序盤から押し込まれ、36分にニクラス・フュルクルクのシュートで被弾。反撃に出た後半、キリアン・エムバペとアシュラフ・ハキミのシュートが立て続けにポストを叩くなど、決定力を欠き、ドルトムントの守備を破れなかった。
【動画】パリSGを沈める! ドルトムントFWの鮮烈弾
 こうした展開だったにもかかわらず、4月26日のル・アーブル戦(3−3)で途中出場から同点弾をアシストした韓国代表MFイ・ガンインに出番がなかったことに、母国のメディアは驚きを隠せない。

『OSEN』は「衝撃だ。パリSGのルイス・エンリケ監督は0−1の敗北にもイ・ガンインを無視した。グループステージの不振が原因なのか?」と報じている。
 
 同メディアは、「わずか1分もプレーできなかった」と嘆き、グループステージのドルトムント戦で精彩を欠いた点に言及し、「過去の対戦でイ・ガンインが不振だったせいか。この試合のエンリケ監督の構想にイ・ガンインはない形だった」と綴り、こう続けている。

「単にコンディションが良くなかったのかもしれない。エンリケ監督はこの試合までリーグ3試合でイ・ガンインの体力を徹底管理した。しかし今回の試合では欠場した。また、怪我を除く交代カードは一枚だけしか使用しなかった」

 攻めあぐんでいる試合での出番なしに、愕然としているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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