大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間5月3日、U-23アジアカップ兼パリ五輪最終予選の決勝で、U-23ウズベキスタン代表と相まみえる。両者ともファイナル進出の時点でパリ行きを確定させており、純粋にアジアの王者の座を懸けた最終決戦だ。

 大岩ジャパンは2年前のU-23アジアカップ準決勝でもウズベキスタンと対戦。その際は0−2で敗れており、苦い記憶が残る一方で、相手のキャプテンは非常に良いイメージを持っているようだ。

 アジアサッカー連盟の公式サイトによれば、当時も10番をつけて先発し、先制ゴールをマークしたジャスルベク・ジャロリディノフは、再戦の前日にこう語った。
 
「明日は強豪の2チームが対戦する。勝利のために全力を尽くすよ。2年前、日本と対戦したのは我々にとって良い思い出だ。だけど、彼らをリスペクトしている。強くて大きなチームで、自分たちの戦略を持っているからね。明日はとても良い試合になるだろう」
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 A代表デビューも果たしている21歳はまた、自軍のローテーション戦術に言及。自身も準決勝のインドネシア戦では後半から起用されるなど、コンディション調整に万全を期すティムル・カパーゼ監督の策に、全幅の信頼を置いているようだ。
 
「リカバリーに問題はないし、2022年の経験もある。ここ数試合は、ローテーションを多めに組んでいるから、明日は全てのエネルギーを注ぎ込まなければならない。プレーする準備はできているよ」

 日本としては前回大会のリベンジを果たし、アジア王者として夏の世界大会に臨みたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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