ジュビロ磐田の横内昭展監督が5月14日、オンライン取材に対応。今季のここまでの戦いぶりを以下のように振り返った。

「そんなに簡単に勝点を取れると思っていませんし、難しい試合になると思っていました。ここまで本当に選手たちが我慢強くやってくれていると思います」

 今季にJ1に復帰した磐田は13節までを終え、4勝2分7敗の戦績で、勝点14で15位だ。

「もちろん、まだ勝点を積めたゲームはあったと思いますけど、できなかったのも現実なので、そこはまだまだ足りないところと、目を向けながら今後も戦って行かなきゃいけない」
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 磐田は5月15日のJ1第14節で、最下位の北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

 横内監督は「ペトロヴィッチさんのチームとやれるのは面白いゲームになる」と、広島のコーチ時代に師事した恩師との再会を喜びながら、以下のように気を引き締めた。

「ただ、その楽しみ以上に、我々は勝点を積まなければならないので、どうやって勝点を得るのかという想いのほうが強いです」

 得点ランキングでトップを走るFWジャーメイン良が5月6日の東京ヴェルディ戦(2−3)で負傷した一方で、これまでコンディション不良や怪我などで出遅れた選手たちが次々と合流している。

 前節のサガン鳥栖戦(0−3)ではGK坪井湧也、DF小川大貴、MF石田雅俊らが初先発を飾っていた。

「シーズンが始まれば怪我人も出てきますし、累積で出れないなど、選手が欠ける場合もあります。そのためにも、全員でキャンプから準備してきました」

 得点源の不在は痛手に違いないが、積み上げてきたチーム力で札幌戦の勝利を目ざす。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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