浦和レッズは5日、元日本代表MF松井大輔氏が浦和レッズアカデミーのロールモデルコーチに就任したことを発表した。なお、ロールモデルコーチ就任期間は2024年4月1日〜2024年12月31日までとなる。


 1981年5月11日生まれの松井は現在42歳。鹿児島実業高校を卒業後、2000年に京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)でプロキャリアをスタート。その後はル・マンやサンテティエンヌ、グルノーブル、ディジョンなどフランスの複数クラブ、ロシアやポーランド、ブルガリア、ベトナムのクラブを渡り歩き、ジュビロ磐田や横浜FCでもプレーし、日本代表としても南アフリカW杯に出場するなど通算31出場を記録した。


 2021年9月からはY.S.C.C.横浜のフットサルチームに所属し、2022年にはY.S.C.C.横浜のサッカーチームにも加わって“二刀流”にも挑戦。2023シーズンは選手兼コーチの役割を担っていたが、2023年12月にY.S.C.C.横浜との契約満了が発表され、今年2月に現役引退を発表。今年3月には横浜FCサッカースクールのコーチに就任することも明らかになっていた。


 アカデミーのロールモデルコーチに就任することが決定した松井氏は浦和のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。


「このたび、ロールモデルコーチに就任しました松井大輔です。今回お声掛けいただいたことはうれしかったですし、将来的に描いていた、チームの個々の選手にフォーカスし、個人の能力を伸ばしていくということを、自分の経験を元に育成年代の選手たちの成長に貢献できることをとてもうれしく思います。育成年代の選手たちのために、持てる力を最大限に発揮できたらと思います」