日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が30日、U−23日本代表のパリオリンピック2024出場決定に際してコメントを発表した。


 AFC U23アジアカップ カタール2024の準決勝が29日に行われ、U−23日本代表はU−23イラク代表と対戦した。試合は序盤からU−23日本代表が主導権を握り、28分に藤田譲瑠チマのパスに抜け出した細谷真大が、巧みなターンから右足で先制点をマーク。前半終了間際の42分には、大畑歩夢からパスを受けた藤田がワンタッチで繋ぎ、荒木遼太郎が冷静に流し込んで追加点を決めた。そのままU−23日本代表は最後まで2点のリードを守り抜き、決勝進出とパリ五輪出場を掴み取っている。


 8大会連続12回目のオリンピック出場を決めたU−23日本代表。これを受け、宮本会長は以下のようにコメントを発表している。


「8大会連続でオリンピック出場を決めた監督、スタッフ、選手、関係者のこれまでの努力に敬意を表します。また、FIFAマッチデーではない大会期間にもかかわらず、選手を派遣してくれたクラブの皆様にも心から感謝をしています」


「イラクとの準決勝ではチームは生き物だと改めて感じた試合でした。大会が進み、試合を重ねるごとにチームが成長していることをとても感じています。この勢いで決勝も戦って優勝して欲しいと願っています」


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