トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、将来的な同クラブのリーグタイトル獲得について言及した。3日、イギリス紙『デイリー・メール』が同監督のコメントを伝えている。


 今シーズンのプレミアリーグで18勝6分10敗を記録し、勝ち点「60」の5位につけているトッテナム。開幕序盤は首位に立つなど順調な滑り出しを見せた同クラブだったが、直近3試合はいずれも黒星を喫しており、1試合未消化ではあるものの、4位アストン・ヴィラとの勝ち点差が「7」に広がってしまった。


 4試合ぶりの勝利を目指して戦うリヴァプール戦を前日に控えたポステコグルー監督は、トッテナムのリーグ制覇の可能性について、「まだまだ先は長い」と現時点での同クラブの立ち位置を示しつつ、「来年挑戦できないという意味ではない」とコメント。「私たちが望んでいるチームという点では、かなり遠いところにあると思うが、私がここにいる間は毎年競争力を持ち、成功に挑戦しなければならないという事実を否定しているわけではない」と強い決意を口にしている。


 また、「私は、どの年も単なる構築の年と切り捨てるつもりはない。どの年も、目指すところに到達するための構築の年であり、同時に成功を収めるチャンスでもある。今年がそうであったように、私たちはそれを達成できなかった」と自らの見解を示した。


 さらに、「どの仕事にも大変なことはあった。序盤のときもあれば、中盤のときもあるし、終盤のときもある」と述べつつ、「何も驚かないし、それは必要なことなんだ。そうやって成長するんだ」と発言。続けて、「すべてが順調に進むと思っていては成長しない。こういう時期を経験して、自分自身について知る必要があるんだ」と主張している。