チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が4日に全試合同時キックオフで開催され、3部へ降格する3チームが決定した。


 24クラブで構成されるチャンピオンシップは、下位3クラブがEFLリーグ1(イングランド3部)に降格するレギュレーションとなっている。


 中山雄太が所属するハダースフィールドは、試合前の時点で残留圏内の21位プリマス・アーガイルと勝ち点差『-3』、得失点差『-15』の23位となっており、残留が絶望的な状況だった。そして、最終節でも2位イプスウィッチに0−2で敗戦し、23位のままフィニッシュ。来シーズンの3部降格が決定した。


 中山は第35節までに23試合に出場していたが、3月上旬にシーズン絶望となる膝のケガを負っており、最終節も欠場している。


 一方、三好康児が所属するバーミンガムは、試合前の時点で21位プリマス・アーガイルとは勝ち点差『-1』、得失点差『-4』、20位シェフィールド・ウェンズデイとは勝ち点差『-3』、得失点差『+10』、19位ブラックバーンとは勝ち点差『-3』、得失点差『±0』と最終節での残留に望みを残していた。


 しかし、バーミンガムはノリッジに勝利したものの、残留を争うプリマス・アーガイル、シェフィールド・ウェンズデイ、ブラックバーンがすべて勝利したため、最終順位が22位のままで確定。来季の3部降格が決定した。


 三好は今季43試合に出場して、6ゴール(チーム4位タイ)6アシスト(チーム最多タイ)を記録。最終節も先発出場し、勝利に貢献したが、チームがチャンピオンシップに残留することはできなかった。


 チャンピオンシップの最終順位は以下の通り。


1位:レスター(優勝・プレミアリーグ昇格)

2位:イプスウィッチ(プレミアリーグ昇格)

3位:リーズ(プレーオフ進出)

4位:サウサンプトン(プレーオフ進出)

5位:ウェスト・ブロムウィッチ(プレーオフ進出)

6位:ノリッジ(プレーオフ進出)

7位:ハル・シティ

8位:ミドルズブラ

9位:コヴェントリー

10位:プレストン

11位:ブリストル・シティ

12位:カーディフ・シティ

13位:ミルウォール

14位:スウォンジー

15位:ワトフォード

16位:サンダーランド

17位:ストーク・シティ

18位:クイーンズ・パーク・レンジャーズ

19位:ブラックバーン

20位:シェフィールド・ウェンズデイ

21位:プリマス・アーガイル

22位:バーミンガム(降格)

23位:ハダースフィールド(降格)

24位:ロザラム・ユナイテッド(降格)



【ハイライト】激闘のチャンピオンシップ最終節

イプスウィッチ vs ハダースフィールド


バーミンガム vs ノリッジ