セリエA第36節が12日に行われ、ローマがアタランタに1−2で敗れたため、ボローニャの今季リーグ5位以内が確定。この結果、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。


 近年、ボローニャは常に中位を彷徨っていたが、2022年にチアゴ・モッタ監督が就任したことが転機となった。就任1年目の昨季は、2015-16シーズンのセリエA復帰以降、初となる1桁順位(9位)に入ると、今季はジョシュア・ザークツィー、リッカルド・カラフィオーリら若手選手の台頭をさらに促し、チームをアップデート。ポゼッションを重視しながら攻守にバランスの取れた戦いを見せ、最終節を残して、来季のCL出場権を獲得した。


 イタリアメディア『フットボール・イタリア』などによれば、ボローニャは1964−65シーズンにCLの前身大会である『チャンピオンズカップ』予選に1度だけ出場したことがあり、来季は欧州最高峰の舞台に60年ぶりに帰ってくることになったという。なお、本大会に出場したことはなく、1992−1993シーズンに大会名称が『チャンピオンズカップ』から『チャンピオンズリーグ』に変更されて以降という意味でも、クラブ史上初の『チャンピオンズリーグ』出場となったようだ。



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