バイエルンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスが、レアル・マドリード移籍の可能性について言及した。19日、スペイン紙『マルカ』が同選手のコメントを伝えている。


 現在23歳のA・デイヴィスは、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスでプロキャリアをスタート。2019年1月にバイエルンへと加入すると、2019−20シーズンからは左サイドバックのレギュラーに定着した。以降はクラブのチャンピオンズリーグ優勝や、5度のブンデスリーガ制覇に大きく貢献。在籍6年目となった2023−24シーズンも、公式戦42試合出場3ゴール5アシストをマークしている。

 

 コパ・アメリカ2024に臨むカナダ代表の一員として、本大会開幕戦となるアルゼンチン代表戦を目前に控えたA・デイヴィス。バイエルンとの現行契約が2025年6月30日までとなっている同選手だが、クラブ側がフリーでの退団を避けるべく今夏の移籍市場で放出する可能性も浮上しており、売却先候補には以前から関心が伝えられているレアル・マドリードの名前が挙がっている。


 そんななか、カナダ代表のキャプテンとして会見に出席したA・デイヴィスは、レアル・マドリード移籍の可能性について問われると、「申し訳ないが、僕は代表チームがこの大会で上まで勝ち上がるために集中しているんだ」とコメント。一方で、「大会が終わったらわかるだろう」とも述べており、来季の残留を明言するには至らなかった。