昨年のベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した「悪は存在しない」が26日、全国で封切られ、濱口竜介監督(45)、主演の大美賀均(35)らが初日舞台あいさつを都内で行った。

 既にフランス、ドイツ、韓国で公開され、現状で世界50以上の国と地域で配給されることが決まっている。

 濱口監督はフランスでの初日に立ち会い「凄く好意的に受け入れてもらえた。1週間で7万人入ったそうです」と手応え。

 「この映画を支えているのは映っている人たち」と出演者に感謝した。