日本テレビドラマ「花咲舞が黙ってない」(土曜後9・00)は、今田美桜(27)演じる銀行員が行内の不祥事を解決していく物語。原作は17年に刊行された池井戸潤氏の同名小説。あす11日放送の第5話には“あの男”が登場する。

 第5話は銀行の合併がテーマ。小田玲奈プロデューサーは「ここまでの銀行の隠蔽(いんぺい)は全て合併につながってきます」と明かした。「合併は銀行的には一大事でヤマ場ですが、視聴者からそうは見えないかもしれない」と話しつつ「相手側に半沢直樹が出てくるんですよ。これは視聴者にとってもヤマ場になるはず」とテンションを上げた。

 半沢は池井戸氏原作で大ヒットしたTBSドラマ「半沢直樹」の主人公の銀行員。局の垣根を越えた“共演”となるが、「2人を共演させる権利を唯一持っている池井戸先生が小説の中でやられているので、それはもうぜひ!」と小田氏も楽しみにしてきた。

 気になるのは誰が演じるか。小田氏は本家の堺雅人(50)ではないことを明言。だが「“『花咲舞が…』の世界観に出てくる半沢直樹ってどんな人だろう?”という期待に沿えるキャストになってますので楽しみにしてもらえたら!」と呼びかけた。(この項終わり)