ギタリストのMIYAVI(42)が9日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木深夜1・00)に出演。元通訳の水原一平被告(39)を巡るドジャースの大谷翔平投手(29)の報道について苦言を述べる場面があった。

 2019年にドジャースタジアムでの「ジャパン・ナイト」で米国歌を演奏したMIYAVI。当時、エンゼルスに所属していた大谷の前でパフォーマンスを披露し、テニスの大坂なおみが始球式に登場。ドジャース・前田健太投手がキャッチャーを務めるなど盛り上がった。

 当日は4人で写真撮影もした。MIYAVIは「大谷選手だけ3Dでしたね。遠近法で前にいるみたい。彼、デカいっすね、やっぱり」と感嘆。「当時は少年っぽさが残ってるけど、当時でもデカかった。骨格が違うなと思いましたね」と振り返った。

 そんな中、大谷の話題に。この日、ともに出演した歌手の近藤真彦も「あの体は凄いと思う」と感心する中、MIYAVIは「いろいろお金の問題であったじゃないですか」と水原被告の問題に触れ、「すげー思うんですよね、“なんでそういう報道するの?”って」と一部の報道に苦言。「もちろん、報道だから中立的にするべきなんですけど、こんなにも日本人の、日本という国の株を上げている人が、最高のプレーをするために、僕たちができることって、完全なサポートをするしかない。気持ちよくプレーをできる環境を作ってあげる以外に何の得があるの?って」と主張した。

 これには近藤も「ちょっと間違えた意見を言う人は“大谷選手も絡んでるじゃないか”って。そんなこという人がいるんだよ!」と怒りを露わに。これにはMIYAVIも「アメリカはずっとありました。アメリカ人は“やってたんじゃない?”って普通に言ってましたけど、ロサンゼルスにいても」と大谷への疑いの目が強かったと肌で感じた。それでも「日本人として、メディアもちょっとぐらいプッシュしていいじゃねぇの!って思う」と話した。

 それでも、大谷は現在、本塁打11本と好調。MIYAVIも「ホームラン打って、変わりましたね。完全に吹っ切った感じ。やっぱり強いですよ、完全に自信がないと。だからうれしい。あれも野茂選手がいて、イチロー選手がいて、扉を開いてくれた」と感謝した。