東京五輪卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼氏(34)が10日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月〜金曜後5・00)にゲスト出演し、かつての金銭事情について明かした。

 中2の時に出場した全日本卓球選手権では、ジュニアの部で優勝。中学からドイツのプロリーグに所属、15歳で世界選手権の日本代表に選ばれるなど、少年時代から卓球の才能を開花させた。

 07年には明大に進学し、プロ選手としても活動を継続した。「大学1年の時にはもう海外のリーグでプレーしていたので、海外リーグだったりとか、スポンサーとかですね。賞金もありました。いろんなところからありました」。既にプロとしての収入があったといい、「1年の時にはもう1000万を超えていたと思います」と明かし、スタジオにどよめきが起きた。

 ところが、18年から始めた投資では、大痛手を負った。7年間で負け続け、生涯の負け額は“都内で一戸建てが建つほど”だという。「何となく投資をしたいなと思って始めたんですけど、うまくいかないですね」。妻からは「家を買って」としきりに言われていたというが、「家を買える分のお金を投資で稼ごうと思ったら、逆に投資で負けちゃいました」と打ち明けた。さらに「今日も500万負けました。何でか知らないけど」とぶっちゃけ、MCのフリーアナウンサー垣花正も「え〜!!」と絶叫していた。

 それでも水谷氏は「気持ちを切り替えて来週頑張ろうと思います」と前向きに話していた。