タレント藤本美貴(39)が、10日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・55)に出演し、芸能人生最大のピンチについて語った。

 ソロアイドルとしてデビュー後、03年に人気絶頂を誇っていた「モーニング娘。」に電撃加入。07年には5代目リーダーに就任した。しかし、そのわずか25日後、現在の夫で「品川庄司」庄司智春とのデートが写真週刊誌に報じられた。

 その1年前。藤本は姉と買い物中に庄司から声を掛けられたという。しつこく連絡先を聞かれ、「どうしようと思って、とりあえず教えて音信不通でいいかと思って。とりあえずこの場を収めなければいけないと思って」、渋々連絡先を教えることに。さらにその後もしつこいデートの誘いに根負けし、ドライブデート。たびたび愛情表現をしてくる庄司に、「楽しかったな。いい人だな。嫌なことなかったな」と、次第にひかれていったという。

 人気アイドルとして多忙を極めながら、半年後には極秘交際をスタート。しかし、岩盤浴デートの現場を撮られ、事務所は大慌てだったという。「どうするんだ?」と事務所スタッフ迫られた藤本は、「別れません」と向け宣言。その場でグループ脱退を表明したという。

 「お付き合いしている段階で、結婚していいのかなと思いつつ、こんなに私のことを好きと言ってくれる人を手放そうとは思わなかった」。2人は09年に結婚。3人の子宝に恵まれた。

 当時を回想する藤本に、MCの中居正広は「スーパーアイドル…別れません!すごい決断だと思うけど…庄司だよ?」とツッコミ。藤本は「ひど〜い!」と返していた。