◇セ・リーグ 阪神2−0巨人(2024年4月17日 甲子園)

 阪神は森下の2点適時打で奪ったリードを、4投手のリレーで守り切った。試合後の岡田監督のコメントは以下の通り。

 ―3回に2死から3連打。試合を振り返って。

 「いやいや、もう2点しか入らないからね。まあ、伊藤(将)も、全然あんまり良くなかったんだけど、本当、守り勝ちというか、しのいでしのいで、そういうゲームだったですね」

 ―毎回ランナーを背負った。無死満塁もあった。本人も粘ったと言っていた。

 「それはもう粘って粘ってですよ」

 ―リリーフ陣はタイガースの強み。桐敷、岩崎、ゲラ。

 「いやいや、桐敷は久しぶりだったんですけどね、岩崎とゲラは、2点しか取れてないのでね、勝ちゲームも僅差ばっかりなので、まだね、ちょっと勝つ時も休ませたいんだけど、まだチームが波に乗れないというか、点を取れないので。ちょっと今はね、2人には酷だけど頑張ってもらわないと。いつか休める時が来ると思いますけど」

 ―岩崎とゲラの起用順は流動的か。

 「まあまあ、まだ流動的ですね」

 ―攻撃は万全ではないかもしれないが、あの場面で決めた森下の打撃は

 「いやいや、もうね、昨日もそうだけど、チャンスで点がまだ入っている方なので。(森下の3回の適時打のあと)ノーヒットで終わるとは、あの回では思わないじゃないですか。結局ね。それは2死からの点だったので、まあ久しぶりの先制点というか、2点というのも久しぶりでしょ。まあそういう意味でね、2死だったし、大きな2点だったですね」

 ―開幕前に監督は“巨人は変わった”と、おっしゃっていた。

 「そうですね、メンバーがだいぶ変わったので。リリーフ陣も初めてのピッチャーが多いし、なかなか点を取れない部分はあるんだけど。まあ、去年とはだいぶ違うチームになってると思いますね」

 ―阪神監督歴代単独2位の勝ち星。

 「あぁ、それはまだね(笑い)。試合があるので。それはまあ、あまり関係ないですね」

 ―今日がバックスクリーン3連発以来の4月17日水曜日の甲子園での巨人戦だった。

 「試合が終わって並んでる時に平田(ヘッドコーチ)とかと話をしたけど、3連発の日に3連打だけで終わったでしょ」

 ―こういう勝ちは?

 「勝つのは一番大きいのでね。こんだけ打てないんで。今のこの成績にいてるっていうのは、ピッチャー陣の頑張りだし、僅差のゲームで守りの方もしのいでしのいでというね、そういうのを続けているけど、そこを乗り切ればね、もうちょっと楽なゲームができると思いますね」

 ―明日は実績ある投手。

 「久しぶりに勝ち越せそうになったので、みんなでもうちょっとヒットを打って、いいゲームをしたいですね」