◇セ・リーグ 中日2−0ヤクルト(2024年4月17日 バンテリンD)

 打の主役は、来日2年目のドミニカンだった。0―0の6回2死二、三塁、中日のカリステが決勝打となる左前2点打を放った。

 「仲間がケガをしたことは、とても残念なこと。チームのために自分の仕事をしようと思っていたよ」。前日16日の試合中に高橋周が負傷。開幕から正三塁手として攻守で奮闘してきたが、この日、名古屋市内の病院で「右外側ヒラメ筋損傷」と診断され出場選手登録を抹消された。その代役として躍動した。

 投手と捕手以外、内外野全てを守れるスーパーサブは「その能力があるのは、神様のおかげ。自分の力を100%出せるようにしっかり準備したい」と意欲。立浪監督は「明日(18日)からもカリステが三塁で出ることが多いと思うので、期待したい」と称えた。