バレーボール男子イタリア1部リーグ(セリエA1)プレーオフの3戦先勝方式の決勝第1戦が18日にペルージャで行われ、日本代表・高橋藍(22)が所属するレギュラーシーズン5位のモンツァは敵地で同2位のペルージャに1―3(25―27、18―25、25―23、23―25)で敗れ、黒星発進となった。

 モンツァは第1セット、リードして終盤を迎え、先にセットポイントを握りながら、ジュースの末に逆転で落とすと、第2セットも失った。

 第3セットは22―23から3連続得点を挙げて逆転でものにしたが、第4セットを終盤まで競り合いながら奪われた。

 日本人として加藤陽一氏以来19季ぶりに決勝の舞台に立った高橋は全4セットで先発出場。第3セットは13―13からサービスエース。17―17からクロスに打ち込み、20―20の場面ではスパイクでワンタッチを奪うなど要所で得点を挙げてセット奪取に貢献した。

 第4セットも21―23の場面で、右からスパイクを決めるなど奮闘。試合を通してサービスエース1得点、ブロック1得点を含むチーム最多の18得点をマークしたが、悔しい結果に終わった。

 第2戦は21日にモンツァのホームで行われる。