ラグビーリーグワン1部で3位に付ける東京SGは30日、5月4日の最終節・東京ベイ戦(東京・秩父宮ラグビー場)に向けて東京都府中市内で練習を実施。WTB尾崎晟也や勝って3位確定&2差で追う2季連続のトライ王に向けて、「意識はしているし、タイトルを取れればいいなと思う。ただ、一番はチームが勝つことなので、自分の役割や仕事に徹したい」と抱負を述べた。

 昨季は通算18トライでタイトルを獲得したが、今季は1試合を残し13トライで高橋汰地(トヨタ)とともにマロ・ツイタマ(静岡)を2差で追う。開幕戦でハットトリックを達成後は3試合連続ノートライが2度あるなど低調だったが、最近5試合は連続トライ中でツイタマを猛追。「前半戦よりコンディションが上がっているし、ボールタッチやワークレートも上がっているからだと思う」と好調の理由を明かした。

 レギュラーシーズン最終戦の相手も昨季王者の東京ベイで、開幕戦では3トライを挙げただけに、攻略法は分かっている。「全体的に大きい相手に対し、走り勝つ、オフザボールの動きを意識したい」とサンゴリアスらしいラグビーでトライ量産を狙う。