全国のサッカー担当記者投票による『23年度フットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)』に神戸FW大迫勇也が選出された。18年度以来2度目。8日の公開練習後に表彰額が贈呈された。

 「うれしいことですね。チームの結果が出たからこその賞。色んな人に感謝したい」

 昨季は全34試合出場22得点でJ1得点王とMVPに輝き、クラブをリーグ初制覇に導いた。同賞はプロ、学生、女子などを問わず、シーズンを通して最も活躍した選手を表彰するもので、2位の日本代表MF久保建英(Rソシエダ)に13票差を付けた。

 「舞台が違うので、彼らと比較することはできない。ただコツコツと結果を出し続ければ、こういう賞をもらえる。まだまだ成長していきたいですね」

 今季は3得点2アシスト。「PKは2本外しますし、単純に外しすぎです」と苦笑いを浮かべるが、チームは2位に付ける。

 「得点を取り続けたい。アシストも付けたい。何よりもチームが勝てるようにプレーすることが一番。そのために良い体を作って、良いメンタリティーで試合に臨み続けたい」

 リーグ連覇へ向けて、ここから加速させていくことを誓った。

<得票上位5選手>

(1)大迫 勇也(神戸) 49票

(2)久保 建英(Rソシエダード) 36票

(3)三笘 薫(ブライトン) 20票

(4)宮澤ひなた(マンチェスターU) 9票 

(5)遠藤 航(リバプール) 7票