◇東京六大学野球 春季リーグ戦 4回戦 慶大3―2立大(2024年5月8日 神宮)

 またまた4番の仕事だ。西武、巨人などで活躍した清原和博氏の長男で、4番の正吾(4年)は1点を追う3回に満塁から立大右腕・大越のスライダーを捉えて左中間真っ二つ。逆転となる2点適時二塁打を放った。

 一塁側内野席で観戦する父・和博さんに向け二塁上から「父親にやってやったぞ!という風に見せたかったと」と指さした。息子の勇姿に父も満面の笑みで拍手を送り喜んだ。

 同点の8回には7番・常松広太郎外野手(3年)が左翼線に決勝の適時二塁打でゲームを決めた。

 エース右腕・外丸東真投手(3年)は11安打を許すも2失点で完投勝利した。