◇ア・リーグ ヤンキース3―4アストロズ(2024年5月10日 ニューヨーク)

 ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手が驚愕(きょうがく)の一発を放った。

 2点を追う8回1死で今季9号ソロ。打球速度115・7マイル(約186・2キロ)で発射された一撃は、中堅左の2階席に突き刺さった。

 飛距離473フィート(約144・2メートル)は、トラウト(エンゼルス)に並んで今季の大リーグで最長の飛距離。ちなみに2人に次ぐ3位には大谷翔平(ドジャース)の464フィート(約141・4メートル)が入っている。

 アーロン・ブーン監督も「あそこまで飛ばす選手はほとんどいないよ」と驚く一発だった。

 チームは黒星を喫したが、貯金11で地区2位。ジャッジも開幕直後はなかなか状態が上向かなかったが、ここ4戦3発と確実に調子を取り戻している。