横浜F・マリノスは27日、MF吉尾海夏(25)が韓国1部の済州に期限付き移籍すると発表した。移籍期間は12月31日まで。

 足元の技術は一級品で、精度の高い左足を武器とする。セットプレーではキッカーとしての役割もこなし、運動量も豊富だ。下部組織を経て16年から加入し、18年にJ1デビュー。その後は仙台、町田で武者修行し、22年に横浜に復帰したものの今季は出場機会に恵まれなかった。

 吉尾はクラブを通じてコメントを発表し「韓国の済州ユナイテッドFCに期限付き移籍することとなりました。今シーズン、正直心が折れそうになった時もありましたが、ファン・サポーターの皆さんが、SNS上でのメッセージや手紙をくれたり、直接声をかけてくれたりしたことが、ここまでやってこられた大きな原動力になっていました」と感謝した。

 「横浜F・マリノスのユニホームを着てピッチに立つ自分を応援してくれている人、待っていてくれた人に恩返しができなかったことは少し悔しいですが、皆さんのもとに活躍している情報を届けられるように頑張ってきます!僕はどこに行ってもF・マリノスそしてマリノスファミリーが大好きです!行ってきます!!」と決意を伝えた。