中学3年生、15歳で出産した女性の“事情”が明かされた。
3月27日に韓国で放送されたバラエティ番組『大人たちは知らない高校生ママパパ4』(原題、MBN)では、15歳で母になったナム・イスルの話が公開された。
フィリピン人の母親と韓国で暮らすナム・イスルは、「中学生の身分で一人の男に会い、子どもを授かったが、その男は刑務所に行き、その後に妊娠を知った」と明かす。

ナム・イスルは、母親のマリサを介して親しくなった女性と話を交わした。その女性は、ナム・イスルが夏休みなのに出産後に外出できず、気の毒に思ったという。ナム・イスルは「中学校3年生の時に妊娠したので、中学校生活がなかったみたい」と明かした。幸い中学校は卒業している。

義両親とは連絡取れず…

そんなナム・イスルは高校入学を控え、「(周りに)話したいが、遅すぎるような気がする。自分の口では言えないと思い、出演を決めた」として、『高校生ママパパ』出演のきっかけをスタジオで告白。MCの一人であるソ・ジャンフンは、「隠してクヨクヨするよりは、周囲に助けを求める方が正しい」と慰めた。
そして女性が子どもの父について尋ねると、ナム・イスルは「私が妊娠したことも、子どもを産んだことも知らない」と明かし、周囲を驚かせた。続いて女性が「養育費をもらわなければならないのではないか」と問うと、「まだよく分からない」とのことだった。
ナム・イスルの「養育費をもらわなければならないが、連絡する方法がない」という現状に、イ・インチョル弁護士は「養育費をもらうことができる方法がある。私が助けることができる」と助け船を出した。イ弁護士によると、実子を確認し、養育権者であることを確認することで養育費を受け取ることができるという。
これを聞いたナム・イスルは、「彼の両親を訪ねたことがある」とし、「その家でチヂミを作ったこともある。チヂミを焼けと言っていたよ。でも両親はチヂミを焼いていない」と言って周囲を驚かせた。
続いて「彼の両親に子どもがいるということを知らせようとした。でも急に連絡を絶たれたよ」と語り、「(自分の)母親も知っているが、具体的な事実は知らない。韓国語で話すのがちょっと難しい」と親子間に“言葉の壁”があると明かし、周囲を悲しませた。
(記事提供=OSEN)