ドジャース大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地ドジャースタジアムでのナショナルズ戦に「2番DH」で先発出場。初回の第1打席で右前安打、6回の第3打席では打撃妨害で出塁し、今季3個目の盗塁で好機をひろげた。

■「今後何年にもわたって期待」

前日のパドレス戦では、第4打席に内野安打で出塁し4打数1安打。この日も序盤から右前安打を放つと、第3打席には盗塁で反撃のきっかけをつくった。

2−6とドジャース4点ビハインドの6回裏に迎えた第3打席。大谷は相手右腕マット・バーンズ投手の8球目に合わせてスイングするも、捕手のミットにバットが接触し打撃妨害で出塁。その後、フレディ・フリーマン内野手の打席で2球目に完璧なスタートを切ると、今季3個目の盗塁を決めた。

捕手の送球が全く間に合わない、余裕のタイミングで大谷は二塁へ到達。これには米メディア『Dodgers Nation』の公式Xも「ショウヘイ・オオタニの二盗。匠の仕事ぶりを目の当たりにしているようです、皆さん」と、動画を添えて投稿。「とにかく速すぎる。彼の試合感覚は信じられない。今後何年にもわたって多くの盗塁が期待できるでしょう」と、大谷の俊足を称えた。

大谷はここまで2打数1安打2得点で打率.342。試合は現在7回表、3−6でドジャースがリードを許している。