ドジャース大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地でのナショナルズ戦に「2番DH」で先発出場。初回の第1打席で右中間を破る二塁打を放ち、9試合連続安打。8回表の第5打席には適時二塁打で、2試合ぶりのマルチ安打を記録した。

■メジャートップ13本目の二塁打

前日の試合では、今季メジャー最速の打球速度118.7 マイル(約191キロ)を計測する6号本塁打を放った大谷。この日も序盤から打撃好調、二本の強烈な二塁打でドジャース打線を後押しした。

ドジャース5点リードの8回表、1死三塁で迎えた大谷の第5打席。相手4番手タナー・レイニー投手の4球目フォーシームを鋭く振り抜くと、打球は速度105.7マイル(約170.1キロ)で右中間を破り、あっという間に右翼フェンスへ。大谷は快足を飛ばして悠々と二塁へ到達。塁上ではいつもと微妙に違うお茶目なパフォーマンスを披露し、ベンチに向かって笑顔を見せた。これで3試合連続打点、2試合ぶりのマルチ安打となった。

地元メディア『Dodgers Nation』公式Xは「ショウヘイ・オオタニのツーベース!この男はどうかしている。複数選手が活躍すると安打数が桁違いだ」と、ドジャース打線の猛攻に興奮を隠しきれない様子だった。

大谷はここまで5打数2安打で、打率はリーグトップの.365。試合は8回を終わり、打線好調のドジャースが8−2で大きくリードしている。