ドジャースの先発右腕タイラー・グラスノー投手が、野球専門ポッドキャスト『ファウルテリトリー』に出演。同僚の山本由伸投手に言及し、「サムライのようだ」と語った。先発ローテーションの柱である2人は良好な関係を築いているようだ。

■「24時間自分らしく過ごしている」

『ファウルテリトリー』に出演したグラスノーは、山本について「彼はすごい男だ。24歳(実際には25歳)でメジャーに挑戦し、言葉が通じない中で1年目を送っているが、自信に満ちあふれている。ただ、傲慢というわけではなく謙虚。その姿はまるでサムライのようだ」と称賛した。

また、30歳のグラスノーは24歳時の自分と現在の山本を比較。「私が24歳の時は、いつも怖かった。間違ったことをしてしまうのではないか、間違ったことを言ってしまうのではないかと恐れていた。しかし、彼は自信を持ち、24時間自分らしく過ごしている」と話した。

■「ダッグアウトで隣に座りたい選手」

グラスノーは山本と英語でコミュニケーションを取っていると明かし、その上で「彼の英語はここで過ごした時間の割にはうまいよ。日々上達している。いつも英語の授業を受けている。そんなところからも、彼の規律正しさが分かる」と主張した。

「彼はフィールド上ですべてをこなし、たくさんの英語のレッスンにも参加している。だから、私たちは色々なことを話す」とし、「調子どう?といったものから、この前の先発の時どう感じた?とか、登板中に何を考えている?とか……普通に色んな話をする」と紹介した。その上で「ダッグアウトで隣に座りたい選手の一人であることは間違いないよ」と笑った。

グラスノーはここまで5勝1敗で防御率2.72、山本は2勝1敗で防御率3.54となっている。先発の柱2人がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今後の登板にも注目だ。