卓球の「WTTコンテンダー リオデジャネイロ」は23日に本戦が開幕。日本勢が続々と登場した。

■第1 シードの本命

今大会女子シングルスの第1シードとして出場しているのが早田ひな(日本生命)。世界ランキング5位の日本のエースはパリ五輪初出場を果たすこともあり期待が高まる。

そんな早田は1回戦でパウリナ・ベガ(チリ)と対戦。第1ゲームから圧倒し、11−3、11−6、11−6のストレートで順当に勝ち進んだ。

早田は張本智和(智和企画)と組んだ混合ダブルス1回戦ではインドペア相手に第1ゲームを奪われたが、そこから3ゲーム連取し逆転勝利を収めた。

■戸上はフルゲーム制す

男子シングルスでは第2シードの張本が、ステッフェン・メンゲル(ドイツ)相手に大苦戦。ゲームカウント2−1でリードしながら第4、5ゲームを失い、まさかの初戦敗退となった。

パリ五輪組では第3シードの戸上隼輔(井村屋グループ)もビトル・イシイ(ブラジル)相手に先手を取られ、フルゲームまでもつれ込んだ。最後は第5ゲームを11−7でものにして次戦へ勝ち進んだ。

女子では長﨑美柚(木下グループ)、森さくら(日本生命)、佐藤瞳(ミキハウス)、橋本帆乃香(ミキハウス)、男子では田中佑汰(個人)が勝ち上がりを決めている。

張本智和(C)WTT