MLB公式サイトは1日(日本時間2日)、6月度の「チーム・オブ・ザ・マンス」を発表。ドジャース大谷翔平投手が指名打者部門で選出された。

■“5冠キープ”で年間MVPも視野

「チーム・オブ・ザ・マンス」は月間ベストナインにあたり、両リーグ併せて各ポジションから野手10人(指名打者・ユーティリティ部門を含む)、投手7人を選出。

大谷は3・4月度に続き、今季2度目の選出となった。

6月の大谷は22日(23日)の古巣・エンゼルス戦で、3試合連続本塁打となる23号2ランを放つなど、リーグ最多の月間12本塁打と量産。

26試合に出場して、99打数29安打(12本塁打)24打点26得点20四球で、打率.293、長打率.697、OPS1.110をマークし、本塁打数、打点、得点、四球数でリーグ1位を記録した。

大谷以外では、昨季まで年間MVPを争ったアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)、大谷とともに6月度の月間MVPの有力候補と目されるブライス・ハーパー内野手(フィリーズ)らが名を連ねている。

ハーパーは6月に23試合に出場して、91打数34安打(7本塁打)16打点20得点13四球で打率.374、リーグトップの長打率.714とOPS1.166をマーク。打率、長打率、OPSで大谷を超えており、大谷を抑えて前半戦MVPにも輝いている。

大谷は今季出場した82試合で、323打数102安打(26本塁打)62打点67得点45四球で打率.316、長打率.635、OPS1.034の成績を残しており、得点、本塁打、打率、長打率、OPSで“5冠”をキープ。年間MVPの最有力候補とも目されている。

月間MVPは近日発表される予定。大谷は日本選手最多を更新する自身5度目の月間MVPを掴むことができるか。