AIに案内してもらいながら近未来を疑似体験できる展示が高知市で始まりました。

川辺世里奈アナウンサー:「こちらの展示AIのキャラクターが話しかけています。」(AI):「よろしくだみゅ」

高知市の高知みらい科学館に登場した「MIRAI‐Bit」。
東京・日本科学未来館の常設展示の一部がオンラインで体験できる移動展示で、高知を皮切りに全国を巡回します。

チャット形式でAIと話をしたり、人とロボットが暮らす未来のまちを探検したりと様々な体験ができます。

川辺影アナウンサー:「スーパーマーケットに入るといました、接客ロボットです。お客さんの好みを覚えて接客したり気分に合わせて声をかけたりすることができます」

一方、こちらは落ちてくる果物をキャッチするゲームですが、途中から画面がぼやけます。白内障の人の見え方を再現していて、誰にでも起こる老化について知ってもらう狙いがあります。

香南市から:「高齢者の人と仕事することがあるんですけど、白内障の感じがこういう感じなんだなと思って、介護とかしている人に体験してほしい」

高知みらい科学館 岡田直樹 学芸員:「最新の科学を紹介する機会はあまりないので、子供たちにはどんな未来が待っているのかな、というのを楽しみにするという意味でもぜひ体験してもらいたい」

「MIRAI‐Bit」は7月7日まで高知みらい科学館で展示されています。