須崎市の高校生が地元のよさこいチームの衣装作りに挑戦しました。
ミシンの音:「カタカタカタカタ」
ミシンに夢中なのは須崎総合高校の2年生14人。家庭科の授業の一環でよさこいの衣装を作っています。
地元のよさこいチーム「すさき〜真実」から衣装の製作を依頼された学校のOBで、デザイナーの林友徳さんが、モノづくりを通して仕事への関心を持ってもらおうと企画しました。
今年の「すさき〜真実」の衣装のテーマは「暁」で、生徒たちは踊り子がかぶるベレー帽を担当します。須崎市の海をイメージした色の生地には昇る太陽があしらわれています。
生徒:「うまくできました」
Qどんなところが難しかった?
「(布を)動かさなくてはいけなくて1センチで、そこがちょっと難しかったです。」
Q実際に踊り子さんが着るみたいですけど?
生徒:「ちょっと頑張って作って、被ってもらいたいです。」
林さん:「僕は仕事に活かしてほしいみたいな気持ちでここに来たんですけど、楽しいということを感じてもらって、僕が思いつかないようなことをやってもらいたいなと思っています」
生徒たちが作ったベレー帽は今年8月のよさこい祭りで、踊り子が実際に着用するということです。