災害時の心強い味方が仲間入りです。高知市で最新鋭のはしご車がお披露目されました。

園児:
「やっほー!」
「おーい!」

大興奮の子供たちが見ているのはー

園児:
「かっこいい」
「お空までいっちゅう」
「たかっ」
Qあの働く自動車何するか知ってますか?
園児:
「みんなを助ける!」
正解!高い所まで救助にいける「はしご車」です。

高知市北消防署は21年前から現在のはしご車を使っていますが古くなったため今回、新しい車両を導入。24日、地元の園児や桑名高知市長にお披露目されました。

市長が向かったのは地上30メートル。10階ほどの高さまではしごを伸ばすことができます。

桑名市長:
「最新鋭のはしご車が入ることで市民の皆さまにも安心を感じてもらい、高知市全体の防災力の強化にもつながっていくと思います」

新しいはしご車は先端のバスケットが広く車いすごと救助が可能です。バスケットにカメラが搭載されていて地上で高層階の状況を確認することができます。

私も乗せてもらいました。

川辺世里奈アナウンサー:
「スピードが速いですね上がっていく。もうあっという間に2階部分です。私高い所苦手なんですけど思ったより安定していますね」

およそ1分で30メートル地点に到達。

川辺アナウンサー:
「足がすくみますねここまで来たら…やっぱり怖い」

北消防署・島内主査:
「助けられる人は結構高さが慣れてないので、そういう怖さを取り除いてあげる工夫とか声がけとかは大事にしています」

はしごの先が折れ曲がり屋上のフェンスや電線などの障害物を越えられるためよりスムーズに救助ができます。

北消防署 高度救助第1係・島内 智秋 主査:
「高知市は南海トラフ地震が控えていますし、迅速・確実に安全に救助ができるように訓練に励んでいきたい」

北消防署は訓練を重ね7月末からの運用開始を目指しています。