2005年に宮城県多賀城市の国道で飲酒運転のRV車が高校生の列に突っ込み、18人が死傷した事故から22日で19年です。事故が起きた5月22日を県は「飲酒運転根絶の日」と定めています。この日に合わせて県民大会が開かれ、飲酒運転のない社会に向けて取り組むことを誓いました。

加美町で開かれた県民大会では、飲酒運転による犠牲者に黙とうを捧げました。

県内では去年、飲酒運転による人身事故が45件発生し、4人が死亡していて、依然、飲酒運転はなくならない状況です。

TBC

大会では、飲酒運転のRV車の事故で、生徒3人が亡くなった仙台育英学園高校の生徒会長がメッセージを読み上げました。

仙台育英学園高校 大久保ゆり生徒会長:
「私は飲酒運転の根絶は不可能ではないと考えます。みなさん自身が少しでも意識を改めることで飲酒運転は必ずなくなるはずです」

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出席者:
「(飲酒運転は)必ずゼロにできるはず。一人ひとり自分自身のなかで意識していくことが大事」

大会では、「飲酒運転しない。させない。許さない」を合言葉に根絶への意識を高めることなどを盛り込んだ大会宣言が採択されました。