■MLB ガーディアンズ 6ー5 ブルージェイズ(日本時間24日、オハイオ州クリーブランド、プログレッシブ・フィールド)

ブルージェイズの菊池雄星(33)が敵地でのガーディアンズ戦に先発。3回、ガーディアンズが無死満塁での攻撃中に雨が強くなり40分間中断。菊池はここで降板となり、2回0/3、63球を投げて、被安打8、奪三振3、四死球1、失点4(自責点4)で防御率は4.00。連敗で7敗目(4勝)となった。

現在ブルージェイズは35勝41敗の借金「6」でア・リーグ東地区最下位、しかし、ワイルドカード争いでは3位のロイヤルズまで6ゲーム差、オールスター前の前半戦で詰め寄りたいところ。

菊池はメジャー6年目でガーディアンズ戦(旧称インディアンス)には5試合登板し、一度も勝てていない。その菊池がマウンドに上がる前に1回表、1死一塁で3番・V.ゲレーロJr(25)が今季9号となるツーランで菊池に先制点をプレゼント。

2点をもらった菊池は規定打席に達していないが打率.390と好調の1番・S.クワン(26)をライトフライに打ち取るなどあっさりと2死を奪った。しかし、3番・J.ラミレス(31)、4番・J.ネイラー(27)に連打を浴びると、5番・D.フライ(28)にはライト前へのタイムリーと3連打で1点を奪われた。

2回には1死から8番・B.ロッキオ(23)にヒットを打たれると、メジャーデビュー2試合目となった9番・A.マルチィネス(22)にもメジャー初ヒットを浴びるなど2死一、二塁とまたも得点圏に走者を背負った。そして、2番・T.フリーマン(25)にはライトへ鋭い当たりを打たれたが、G.スプリンガー(34)がダイビングキャッチのスーパープレー。菊池も大きな声を挙げて称えた。

しかし、3対1とリードした3回、先頭の3番・ラミレスにヒットを打たれると、4番・J.ネイラーにはツーベース、続く打者に四球を与え、無死満塁と3イニング連続で得点圏に走者を許し、6番・D.シュニーマン(27)に左中間へタイムリーを打たれて3対2と1点差に。そして、7番・ロドリゲスにカウント2−2と追い込んだところで急に雨が強く降り出して、中断となってしまった。

雨での中断は40分、菊池はここで降板となり、後を受け継いだ中継ぎが2点を失い3対4と逆転された。菊池は2回0/3、63球を投げて、被安打8、奪三振3、四死球1、失点4(自責点4)で防御率は4.00。連敗で7敗目(4勝)となった。