GW後半は5日こどもの日にかけて全国的に晴れて、行楽日和になるでしょう。ただ、連日の夏日になる所もあるため、体調管理に注意が必要です。最終日の6日振替休日〜7日は、荒れた天気になるおそれがあります。最新の気象情報にご注意ください。

明日2日 天気回復 日中は過ごしやすい陽気

画像A

5月スタートの今日1日は、沖縄や九州〜関東甲信にかけて雨が降り、沖縄には発達した雨雲や雷雲がかかりました。関東でも雨の降り方が一時的に強まり、1時間に10ミリを超える強い雨が降った所もありました。

明日2日は西から高気圧に覆われて、九州〜関東甲信では日中は天気が回復してくるでしょう。昼間は日差しの届く所が多くなりそうです。ただ、沖縄は前線の影響で、断続的に雨が降るでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風に、引き続きご注意ください。

最低気温は、今朝よりも低くなって、東海や関東甲信、北陸では5℃以上も低くなる所がありそうです。東京都心でも最低気温は10℃近くまで下がるため、上着など羽織る物が必要です。
最高気温は今日より高い所が多く、九州〜関東甲信では20℃から22℃くらい。札幌でも22℃の予想で、過ごしやすい陽気になりそうです。日差しの下では、薄着でも過ごせるくらいでしょう。

3日憲法記念日〜5日こどもの日 行楽日和 暑さに注意

画像B

GW後半の3日憲法記念日〜5日こどもの日は高気圧に覆われて、全国的に晴れるでしょう。行楽日和になりそうです。

ただ、暑さに注意が必要です。最高気温が25℃以上の夏日になる所が多く、内陸では30℃近くまで上がる所もあるでしょう。

屋外でのレジャーやスポーツをされる方は、暑さ対策をしっかりと行ってください。また、車での移動をされる方は、エアコンで車内の温度調節をしましょう。短い時間であっても、子どもやペットを車内に残して車から離れないようにしてください。

熱中症対策グッズ

画像C

身体が暑さにまだ慣れていない時期です。屋外のレジャーなど外で長い時間、過ごす際には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。

② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。

③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。

④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。

6日振替休日〜7日 荒れた天気のおそれ

画像D

6日振替休日から8日にかけて、前線を伴った低気圧が日本付近を発達しながら通過する見込みです。

6日振替休日は九州は断続的に雨で、西から雨の範囲が広がるでしょう。近畿も午後は次第に雨で、夜には東海や北陸でも雨の降る所がありそうです。前線が通過する西日本では、ザッと雨の降り方が強まる所もあるでしょう。南よりの風も強まるため、横なぐりの雨になることもありそうです。

7日は広い範囲で雨が降り、全国的に南よりの風が強く吹くでしょう。低気圧の発達の程度やコースによっては、荒れた天気になることが考えられます。交通機関の乱れがでる可能性もありますので、注意が必要です。

なお、まだ先の予想であるため、雨の降るタイミングや降り方、風の強さなどが変わる可能性があります。最新の情報を確認するようにしてください。