優勝を果たしたコリンズ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)は7日、シングルス決勝が行われ、世界ランク22位のD・コリンズ(アメリカ)が第4シードのD・カサトキナを6-2, 6-1ストレートで破ってマッチ13連勝を飾るとともにマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)に続きツアー2週連続優勝となった。

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30歳で元世界ランク7位のコリンズは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)敗退後に2024年シーズンで現役を引退することを発表。最終シーズンとなった今季も好調を維持しており、先月のマイアミ・オープンでは決勝でE・ルバキナ(カザフスタン)を下して「WTA1000」初制覇を成し遂げた。

コリンズはマイアミ・オープン終了後、すぐにチャールストンに移動し今大会に参加。1回戦で世界ランク82位のP・バドサ(スペイン)を下すと、雨天の影響で4日にダブルヘッダーで行われた2回戦で第2シードのO・ジャバー(チュニジア)、3回戦で同40位のS・スティーブンス(アメリカ)を破り8強入り。その後も準々決勝で第11シードのE・メルテンス(ベルギー)、準決勝では第3シードのM・サッカリ(ギリシャ)を下しマッチ12連勝で決勝に駒を進めた。

決勝戦、コリンズはファーストサービスが入ったときに95パーセントの高い確率でポイントを獲得すると、カサトキナに1度もブレークを許さないプレーを披露。リターンゲームでは4度のブレークに成功し、1時間17分で快勝した。

女子テニス協会のWTA公式サイトにはコリンズのコメントが掲載されている。

「肉体的に戦い、新たな限界まで自分を追い込むことができたことは、大きな自信になったわ。今までのようなレベルでプレーできていることはもちろん嬉しいけど、それを2週連続で裏付けることができたのは、本当に素晴らしいことだと思う」

コリンズは8日付のWTA世界ランキングの更新で7つ上げ15位に浮上することが決まった。