男子テニスで世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、父親のスルジャンさんが骨折したため急きょ、ベオグラードに向かった。

 英国メディア「メトロ」によると、スルジャンさんは、中庭で鳥に餌をあげている途中に椅子から落下。上腕を骨折し、病院に緊急搬送されたという。

 ジョコビッチは、スペインに滞在しており、全仏オープン(20日開幕))を見据えイタリア・オープン(9日開幕)出場のため、ローマに飛ぶ予定だったが予定を変更。弟と叔父とともにベオグラードに向かった。

 今季、ジョコビッチはタイトルがなく、モンテカルロ・マスターズは準決勝でキャスパー・ルード(ノルウェー)に敗戦。現在開催中のマドリード・オープンも欠場していた。同メディアは「父が長期入院となった場合は、再びスケジュールを変更するのかは未定」と記しているが、今後に注目が集まっている。