敗れたルブレフ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は13日にシングルス3回戦が行われ、第4シードで世界ランク6位のA・ルブレフは予選勝者で同109位のA・ミュレール(フランス)に6-3, 3-6, 2-6の逆転で敗れ金星を献上し、3回戦敗退となった。

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26歳のルブレフは今月行われたムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で「ATPマスターズ1000」2度目の優勝を飾り今大会に臨むと、初戦の2回戦で世界ランク49位のM・ギロン(アメリカ)を下し3回戦に駒を進めた。

この日の3回戦の第1セット、ルブレフはサービスゲームで1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは第4ゲームでブレークを奪い先行する。

しかし第2セット、徐々にショットの質が上がってきたミュレールに対しルブレフはブレークを果たせずにいると、第8ゲームでこの日初めてのブレークを奪われ1セットオールに追いつかれる。

迎えたファイナルセット、ルブレフはミュレールの勢いを止めることができず、第2ゲームから5ゲーム連取を許し1時間49分で敗れた。

一方、ムチュア・マドリッド・オープンを制しマッチ7連勝中のルブレフから金星を挙げたミュレールは、27歳にしてこれが嬉しい対トップ10初勝利。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはミュレールのコメントが掲載されている。

「素晴らしいことだよ。今日アンドレイ(ルブレフ)に勝つとは予想していなかった。自分にチャンスがあることは分かっていたけれど、トップ10の選手に勝つのは特別なこと。今日は初めてトップ10の選手に勝てたからとても嬉しいよ」

勝利したミュレールは4回戦で第21シードのN・ジャリー(チリ)と対戦する。ジャリーは3回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク125位のS・ナポリターノ(イタリア)を下しての勝ち上がり。

同日には第2シードのD・メドベージェフ、第6シードのS・チチパス(ギリシャ)、第7シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)らが4回戦に駒を進めている。


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