世界ランク1位のジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)は23日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第6シードのT・フリークスポール(オランダ)を7-5, 6-1のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。

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次週には連覇のかかる全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)が控えるなか今大会に出場した世界ランク1位で37歳のジョコビッチ。初戦の2回戦では同85位のY・ハンフマン(ドイツ)をストレートで下し8強入りを決めた。

この試合の第1セット、ジョコビッチはファーストサービスが入ったとき84パーセントの高い確率でポイントを獲得。終盤には3度のセットポイントを握られたがこれを凌ぎ切ると、リターンゲームで1度ブレークを奪い先行する。

第2セット、主導権を握ったジョコビッチはサービスゲームでわずか3ポイントしか落とさず。リターンゲームでは3度のブレークに成功し1時間17分で勝利した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されている。

「素晴らしい勝利だ。第1セットは、彼(フリークスポール)の方がいいプレーをしていたと思うから、簡単に彼は自分のペースに持ち込めたと思う。実際、彼には3つのセットポイントがあった。もし彼がそのセットポイントをものにできていたら、まったく違う展開になっていただろうね」

「幸運なことに、いいサーブをいくつか見つけることができたし、その瞬間から、本当に堅実でいいテニスができたよ。第2セットのプレーはとても良かったと思う」

準決勝でジョコビッチは世界ランク44位のT・マハーチ(チェコ)と対戦する。マハーチは準々決勝で同65位のA・ミケルセン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第2シードのC・ルード(ノルウェー)と世界ランク56位のF・コボッリ(イタリア)が4強へ駒を進めている。

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