日本はBJK杯ファイナル1回戦でルーマニアと対戦
女子テニス国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ ファイナル」(スペイン・セビリア/11月12〜20日/室内ハード)の組み合わせ抽選が4月30日に行われ、日本は1回戦でルーマニアと対戦することが決まった。





4月に行われたファイナル予選でカザフスタンと対戦した日本。日本女子で唯一トップ100に入っている日比野菜緒(ブラス/同85位)や出産から復帰を果たした大坂なおみ(フリー/同197位)、本玉真唯(安藤証券/同118位)、青山修子(近藤乳業/ダブルス同20位)、柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/ダブルス同21位)といったベストメンバーを揃えて臨んだ。

試合はシングルスで日比野が2勝、大坂が1勝を挙げて、3勝1敗でカザフスタンを撃破。2020年にフォーマットが変更されて以降、初めてのファイナル進出となった。

昨年まで12ヵ国が4つのグループに分かれて総当たり戦を行ったあとに上位4ヵ国で決勝トーナメントを行っていたが、今年からトーナメント方式に変更。すでに出場権を獲得していた昨年の優勝国であるカナダ、準優勝国のイタリア、開催国のスペイン、ワイルドカードのチェコの4ヵ国に加えて、ファイナル予選を勝ち抜いた8ヵ国の計12ヵ国で争われる。

日本の初戦の相手となるのがルーマニア。ファイナル予選では、世界ランク18位のエリーナ・スビトリーナや同41位のレシア・ツレンコらを擁するウクライナに対して0勝2敗から大逆転勝利を収めてファイナル進出を決めた。4月22日の世界ランクでは、トップ100に30位のソラナ・シルステアや64位のアナ・ボグダン、73位のジャケリン・クリスチャンがいる。なお、日本とルーマニアは初対戦。勝利国は昨年準優勝国のイタリアと対戦する。

著者:Tennis Classic 編集部