20歳の望月慎太郎、全豪オープンに続いて3度目のグランドスラム本戦 現地5月23日、今年2つ目となるグランドスラム「全仏オープン」(フランス・パリ)の男子シングルス予選決勝が行われ、望月慎太郎(木下グループ/世界ランク163位)が全豪オープンに続いて3度目のグランドスラム本戦入りを決めた。



20日から5日間にわたって行われ、3試合を勝ち抜いた選手が本戦への切符を手に入れることができる全仏オープン予選。

昨年に続いて同大会出場となった20歳の望月は、予選1回戦でニック・ハート(ドミニカ共和国/同195位)、予選2回戦で第18シードのステファノ・ナポリターノ(イタリア/同125位)を下して予選決勝に進出している。

本戦出場権をかけた予選決勝では、自己最高ランク55位の第13シード、ファクンド・バグニス(アルゼンチン/同119位)と対戦。第1セットでは立ち上がりにブレークした望月だったが、第4ゲームで追いつかれてしまう。

その後は拮抗した試合展開となったが、終盤の第9ゲームで再びリードし、6-4でセットを奪取。第2セットでも第1ゲームをブレークし、2-0としたところでバグニスが棄権を申し出て望月が全仏オープンで初めてシングルス本戦入りを果たした。望月のグランドスラム本戦は今年の全豪オープンに続いて3度目となる。

<5月23日の日本人男子シングルス予選決勝の試合結果>
○望月慎太郎 6-4 2-0(RET) ●F.バグニス[13]

著者:Tennis Classic 編集部