ロサンゼルス・ドジャースのタイラー・グラスノー投手が現地4月15日、米ポッドキャスト番組「クリス・ローズ・スポーツ」に出演。大谷翔平と元通訳・水原一平容疑者を巡る一大スキャンダルに関する質問を受け、あのクラブハウスでの“告白シーン”を回想した。
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 3月20日に韓国ソウルで行なわれたサンディエゴ・パドレスとのシーズン開幕戦。その試合後のクラブハウスに衝撃が走った。水原氏が球団オーナーや監督、選手らが集まった場所で自身の犯行を告白したのだ。番組のホストであるクリス・ローズ氏にその時の心境を問われたグラスノーは「クラブハウスには僕もいたわけだけど、みんなすぐに理解したよ。彼(大谷)が関わっていないことは明白だとね。全員が“僕たちがついているよ”といった雰囲気になっていたんだ」と答えた。
  さらに、「彼(大谷)が最初に発したのは“僕の携帯を調べてよ!”“ハッキリするよ”といったニュアンスの言葉だった」と振り返り、「みんな早い段階から、イッペイが怪しいことをしていると分かっていた」と続けた。そのうえで「だからだろう、彼(大谷)もさほどストレスを感じていないように見えた。なんら関わっていないことが証明されるのは時間の問題だったからね。精神的に苦しんでいるようにも見えなかったし、いまはすべてが明らかになって本当に良かった」と安堵の表情を浮かべる。そして、「彼は一年中この件について質問されるだろうけど、きっと上手く対処すると思うよ」と明るい展望を描いた。

 グラスノーは同日、ワシントン・ナショナルズ戦に先発登板。今季4勝目を狙ったが5回6失点でマウンドを降り、チームも4対6で敗れたため初黒星を喫した。大谷は第1打席でライト前ヒットを放って3打数1安打。松井秀喜氏と175本で並んでいる日本人選手のMLB本塁打記録の更新はこの日もお預けとなった。

構成●THE DIGEST編集部

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