ロサンゼルス・エンジェルスを追うメディアが歓喜した。エンジェルスは現地5月17日からの敵地でのテキサス・レンジャーズ戦と、20日からの敵地でのヒューストン・アストロズ戦の2カードを、いずれも2勝1敗と勝ち越し。この結果を受けて米誌『Newsweek Sports'』によるMLBパワーランクの順位が26位に上昇した。
【動画】アストロズ戦で放ったエ軍パリスの2ラン本塁打をチェック

 エンジェルス専門メディア『Halos Today』は、「昨シーズンのア・リーグ西地区の上位2チームを相手に勝ち越したエンジェルスが、MLBパワーランキングで、ついに順位を上げた。レンジャーズは昨シーズンのワールドチャンピオンだ」と喜んだ。

「直近のアストロズとのシリーズ3戦目では、意外な2人のヒーローの活躍で2対1の勝利を収めた。ベテラン左腕タイラー・アンダーソンは8回95球を投げて1失点と効率的な投球を見せ、クローザーのカルロス・エステベスに代わって登板したルイス・ガルシアが9回を抑えてセーブをマークした」
  アストロズの3戦目、エンジェルスはわずか3安打で勝利した。5回に8番ミッキー・モニアックが四球で出塁すると、9番カイレン・パリスが125メートルの2ラン本塁打で2点を先制。5回裏に1点を返されるものの、アンダーソンとガルシアの継投で逃げ切った。

 戦績を20勝30敗としたエンジェルスは最下位から4位に浮上。ただ、最下位オークランド・アスレティックスとのゲーム差は0.5しかない。それでも同メディアは、「依然としてアスレティックスとデットヒートを繰り広げているが、若いチームは明るい兆しを少なくとも見せている」と、今後の勝利を期待した。

構成●THE DIGEST編集部

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