いよいよベスト4が出揃った。

 現地6月28日、ポーランドで行なわれる男子バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)は準々決勝の2試合を開催。第1試合でパリ五輪のホストカントリーであるフランス(世界ランキング6位)がイタリア(同4位)をフルセットの末に3−2で下し、第2試合ではスロベニア(同3位)がアルゼンチン(同8位)を3−2で撃破した。
【PHOTO】石川祐希、高橋藍、西田有志…バレーボール界が誇る“神レベル”のイケメン選手たちを一挙にお届け!

 これによって現地29日に実施される準決勝のカードが確定。日本時間30日午前0時からの第1試合はポーランド(同1位)vsフランス戦、同じく午前3時からの第2試合は日本(同2位)vsスロベニア戦に決まった。日本とスロベニアは今大会の1次ラウンドで対戦し、そのときは日本が3−1で勝利(通算5勝3敗)。しかしスロベニアが負けたのは日本戦のみで、その後5連勝を飾り、通算11勝1敗のトップで決勝ラウンドに駒を進めている。かなり上り調子なのは間違いない。
  日本のVNL最高順位は昨年2023年大会の銅メダル(3位)。スロベニアを撃破してファイナル進出となれば初の快挙となる(主要国際大会での決勝進出は1972年ミュンヘン五輪以来で52年ぶり)。先日準優勝した女子代表とともに揃ってメダルを獲得したいところだ。

 なお、木曜日の準々決勝でカナダ(同9位)にストレート勝ちを収めた日本は、世界ランキング2位を維持している。この日4位イタリアが敗れ、3位スロベニアもアルゼンチン戦勝利で「1.95ポイント」しか加算できなかったためだ。その差はわずか「4.34ポイント」だけに、準決勝で勝利したほうが2位の座を掴んで決勝に進むことになる。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】日本男子バレーを襲った“大誤審”に批判殺到! 一方で「なぜチャレンジ対象じゃないの?」「五輪でどう対処?」問題解決を求める声も【ネーションズリーグ】

【画像】人気と実力を兼ね備えた若きエース!観衆を熱狂の渦に包んだ福岡ラウンド4試合の高橋藍を特集!

【記事】石川祐希でも高橋藍でもない…男子バレーのグッズが“朝イチ”で即完売する意外な人物とは?